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@まず“朝ゴハン”から一日が始まります。
 どんな仕事でも食事を疎かにしては始まりません!畳屋さんにも例外ではない事です。
むしろ重労働でもあるので栄養をしっかり摂って健康を維持しなければ畳屋さんは勤まりません!

A作業場に入って準備です。
 その日の予定や行動手順を確認しながら仕事の流れを作ります。無駄な手間は畳屋さんにとっても不要です!
もちろん、思うように進まない事はよくありますがね…。(^^ゞ

Bまず、お客様の所に伺います。
 寸法を測るだけなのは、“床”と呼ばれる土台から作る時。
“表替え”と呼ばれる表面だけを取り替える注文の時は、家具や家財道具を動かして畳を持って帰ります。
この時はお店のトラックの出番です。
 空き家の場合は荷物がない分、短時間で作業を終える事が出来ます。


畳を作るメインとも言うべき作業台。ここからたくさんの畳たちが皆さんの元へと向かいます。(画像:上)
“縁”をつける機械と昔ながらの小物たち…今では使うことも少なくなりました。 (画像:下)

C作業場に帰っての工程が待っています。
 土台から作る時は、新品の"床"を採寸通りに裁断して"表"を巻きます。
表替えの時は、古くなった"表"をはがし"床"に出来たデコボコを注意深く修正してから"表"を巻きます。

Dいよいよ完成間近です。
  巻き作業の機械での工程を終えた畳は、隣にある"縁"を縫う機械へと移動されます。
ここで"縁"をつければ完成です。
 バラバラだった材料から新品の畳が誕生しました。表替えだけの畳も新品同様の姿に美しく再生されます。

Eいよいよ!
  出来上がった畳をトラックに積み込み、お客様の所へ向かいます。
湿気を嫌うので天気の悪い日は延期になる時もあります。途中で雨が降り出す事もあるのでカバーは必需品です。
  私たちがズブ濡れになっても、絶対濡らす事が出来ないのが畳なのです。

F綺麗な部屋になりました。
  採寸通りに作っても少しの誤差が生じます。時に畳同志の高さの誤差は少なからずあるものです。
それらを修正しながら床一面が真新しい部屋へと変身するのは、畳屋さんにとっても気持ちの良いものですし、ウデの見せ所でもあるわけです。
後は家財道具を元に戻して出来上がり!
 
  お客様の笑顔を見るのが何より一番嬉しい瞬間でもあります。しかし、空き家だと誰も居ないので少し寂しいような気もします。

 …こんな作業を繰り返しながら夕方を迎えます。
畳を作るのはいつだって出来るのですが、お宅に訪問するには時間の制約があります。
 だから一般のサラリーマンさんのように夕方には仕事を終えて、ゴルフ練習場に行ったり、仲間と騒いだりしています。
さすがに釣りに行くのは…たまにはありますが。(^^ゞ

本当は家庭サービスしないといけないんですがね…これから、心がけるとしましょうか。